プロミスはテレビCMでもお馴染みの大手の消費者金融会社になります。
プロミスは 三井住友フィナンシャルグループの銀行系の消費者金融で、知名度は非常に高いということもあり、借金問題を抱えている方の中にはプロミスからの借入があるようなケースは珍しくないです。
利用者としてはプロミスのような大手のメガバンク系列の金融会社なら安心してお金を借りられるという安心感もありますし、最短1時間で融資が可能で、土日祝日や夜間での借入も可能ということもあり、利用しやすいということから気軽に利用している方も多いです。
気軽に利用できるプロミスからの借入ですが、消費者金融は基本的に利息が高いのが一般的なので、最初はそこまで大きな金額ではなかったとしても、時間の経過によって利息負担が増えてしまって、最終的には返済できなくなってしまうことはありえます。
そんなプロミスからの借金ですが、個人再生を利用すればプロミスからの借金を減額することが可能です。
プロミスの借金を個人再生するメリット
プロミスからの借金を個人再生するとどのようなメリットがあるのでしょうか?
プロミスからの借金が返済できなくなってしまった場合には、個人再生も債務整理の中の利用候補の手続きの一つになります。
他の債務整理方法と比べて個人再生が優れているメリットはどのようなことがあるのでしょうか?
プロミスの借金を個人再生するメリット
- プロミスの借金を元本から減額できる!
- 自己破産のように資産を没収されない
- 持ち家を残しながら大幅に借金を減らせる
プロミスの借金を元本から減額できる!
プロミスからの借金額が大きいと、任意整理のように借金の利息を免除してもらうだけでは完済できない場合もあります。
しかし個人再生は借金を元本から減額することができるので、かなり返済負担は軽くなると思います。任意整理では完済が難しいようなケースなら、個人再生のように借金を元本から減額できる手続き方法は貴重だと思います。
プロミス以外にも複数の借入先があるようなケースで、借金額が大きいと借金の減額幅も大きくなるので、収入に対して借金額が大きいなら個人再生の利用を検討する価値は十分にあると思います。
自己破産のように資産を没収されない
個人再生のような借金を元本から減額するような債務整理方法だと、自己破産のように持っている資産を没収されてしまうのではないかと懸念する方もいいかと思います。
しかし個人再生では高額資産だからといって、一方的に資産が没収されて債権者の配当に充てられるということはないので安心してください。ただ資産があるとその分だけ借金の減額幅が小さくなる可能性はあります。
自動車などの高額資産が没収されると普段の生活に支障が出るというようなケースなら、個人再生を利用して自動車を残しながら借金を減額するという方法も考えられます。
持ち家を残しながら大幅に借金を減らせる
プロミスからの借金を返済できなくなってしまった場合に、借金額がそこまで大きくないなら任意整理を利用するといいかと思いますが、プロミス以外にも複数の借入先があって、借金額が大きいと任意整理では返済できない可能性があります。
「借金返済できないなら自己破産すれば借金がゼロになるのでは?」と思う方もいますが、自己破産すると持ち家や自動車などが没収されてしまうので、生活環境が一変してしまう可能性があります。
しかし個人再生は住宅ローン特則という制度を利用すると、住宅ローンを債務整理せずに他の借金を減らすことができるので、持ち家をそのままにしながら借金を大幅に減額できます。
そのため持ち家があって借金額が大きく、自己破産すると家を失ってしまうという方の場合は、個人再生は最適な手続き方法になると思います。
プロミスの借金を個人再生するデメリット
プロミスからの借金を個人再生すると元本を含めて借金を大幅に減額することができますが、こういったメリットの大きい手続き方法が何のデメリットもなく利用できるということはないです。
下記でプロミスからの借金を個人再生する場合のデメリットについて解説しているので、個人再生を利用する前に参考にしてください。
プロミスの借金を個人再生するデメリット
- 個人再生は依頼費用が高い
- 整理する借金の対象を選べない
- 官報に名前が掲載される
- 信用情報がブラックリストに登録される
個人再生は依頼費用が高い
個人再生は裁判所で手続する債務整理方法ということもあり、手続きが非常に複雑で面倒ということもあり、弁護士や司法書士などの専門家に手続きを依頼すると依頼費用が高くなります。かといって個人でやるとほぼ間違いなく挫折すると思うので専門家への依頼は必須です。
そのためプロミスを含めた借金額の総額がそこまで大きくないようなケースだと、依頼費用に減額幅が見合わないことになる可能性があります。
人によって借金額は違ってくるかもしれないですが、借入先がプロミスだけで借金額が大きくないような場合なら、個人再生ではなく任意整理を利用したほうがいいかもしれないです。
逆にプロミス以外にも複数の借入先から借金があり、借金額も数百万円単位であるようなケースなら、個人再生でがっつりと借金を減額することができ、依頼費用の何十倍もの金額の借金を減額できる可能性があります。
整理する借金の対象を選べない
個人再生はプロミスを含めたすべての借金が債務整理対象になってしまうので、複数の借入先があって、全ての借金を債務整理対象にしたいという場合には便利な債務整理方法です。
ただ借金の中には自動車ローンなどの、債務整理すると車が引き上げられてしまうような借金も含まれていたりするケースもあり、人によっては自動車ローンだけは除外して債務整理したいという方もいると思います。ただ個人再生はこういった借金もまとめて債務整理対象になってしまいます。
他にも連帯保証人が設定されているような借金も債務整理対象になってしまうので、個人再生することによって連帯保証人に迷惑をかけてしまう可能性があるとことを知っておく必要があります。
官報に名前が掲載される
プロミスなどの借金を個人再生すると、政府が発行する機関誌の官報に名前が掲載されることになります。
政府が発行する機関誌に名前が掲載されるということは、個人再生したことが家族や会社にバレるのではないかというデメリットが生じることになります。
ただ官報については、一見すると非常に大きなデメリットのように見えますが、そもそも官報って誰も見てないんですよね。実際に自分の家族や会社のの人の中に官報を普段から読んでいる人っていますか?
官報に関してはほんとうに一部の人しか見てないと思うので、実際には官報から個人再生したことがバレるという可能性はかなり低いと思います。
信用情報がブラックリストに登録される
プロミスに限ったことではないですが、借金を個人再生を含めた債務整理手続きで整理すると、信用情報がブラックリストに登録されてしまうことになります。
信用情報とは信用情報機関のデータベースに登録されている借金の履歴ともいうべきもので、プロミスを含めた金融機関の多くは、信用情報を元にして借入審査などを行ったりしています。
そのため信用情報がブラックになってしまうと、新たに借金することができなくなってしまったり、クレジットカードを作れないなどのデメリットが発生することになります。
ただ信用情報のブラックリスト登録は、5年から10年くらいで削除されるので、それ以降は新たに借入などが可能になります。
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個人再生で信用情報がブラックリストに登録【いつから借りれる?】
個人再生すると信用情報がブラックリストに登録されてしまい、借入ができなくなったり、ローンやカードが利用できなくなります。個人再生後、いつからローンやカードが利用できるかまとめています。
個人再生の利用をおすすめしたい方とは?
個人再生を利用するのにおすすめの人は、仕事があって収入はあるけど、借入先が多かったり借金額が大きくて完済することが難しいというような方だと思います。
基本的に個人再生は任意整理では借金の完済が難しいような方が利用を検討する債務整理方法なので、任意整理で完済の見込みがないようなら個人再生を利用したほうがいいです。
ただ仕事がなくて収入が全くないような方だと、個人再生しても残った借金を完済することはできないので、無職で収入がないようなケースなら個人再生ではなく自己破産を利用したほうがいいです。
他にも個人再生は住宅ローン特則を利用すれば住宅ローンを除外しながら全ての借金を整理することができるので、現在の家にそのまま住みながら借金を減らすことができます。
そのため住宅ローンを抱えてて、プロミスなどからの借金で困っているような方にも個人再生はオススメだと思います。
個人再生後にプロミスからの借入は可能か
個人再生後に何かの理由でお金が必要になってしまって、プロミスからお金を借りたいと思った場合に、プロミスと契約して借入することは可能なのでしょうか?
結論を言ってしまうと、個人再生後でもプロミスと契約することは可能ですが、個人再生後すぐには借入契約はできないと思ったほうがいいです。
それは上記でも説明している「信用情報がブラックリストに登録」されてしまうからです。そのためプロミスから借入するなら最低でもブラックリスト登録が解除される5年から10年くらいは我慢する必要があります。
しかしこれはあくまでもプロミスからの借金を個人再生の対象にしてないというケースで、プロミスからの借金を個人再生の対象にしていた場合だと話は違ってきます。
プロミスに限ったことではなく、大手の金融業者の多くは、信用情報機関のデータベースだけで審査を行っているわけではなく、しっかりと自社でも社内データとして顧客データを残しています。
そのためプロミスからの借金を個人再生した後で、信用情報のブラックリストから登録削除された状態でも、過去にプロミスの借金を個人再生したというデータはそのままプロミスの社内データとして残ることになるので、そのことによって借入審査に落ちる可能性があります。
プロミスの借金を個人再生をするなら無料相談から!
プロミスからの借金を個人再生で減額することを考えているなら、個人再生を含めた債務整理手続きに慣れている弁護士事務所や司法書士事務所の無料相談を利用することが大事になってきます。
個人再生は優秀な債務整理方法ですが、個人再生が最適な債務整理方法なのかどうかは、借金額や資産状況、収入状況によって違ってくるので、まずは債務整理手続きに強い法律事務所の無料相談を利用して詳しい話を聞いてみるといいと思います。
無料相談を利用した結果、個人再生を利用したほうがいいということなら依頼を検討してみるといいですし、他に最適な債務整理方法があれば、その手続き方法について詳しい話を聞いてみるといいかと思います。
当サイトでは個人再生を含めた債務整理手続きに強い弁護士事務所や司法書士事務所をまとめています。無料相談に対応しているので気軽に話を聞けると思います。
メールや電話による無料相談が可能で、「とりあえず話だけ聞きたい」というような方でも、メールや電話なら気軽に相談することができると思うので、相談先で悩んでいるなら下記を参考にしてください。